alfaromeo 156







アルファロメオを維持するには家人の理解・協力が必要です。
もとより口論では分が悪いので、協力が得られないと
家庭内野党との予算折衝に敗れ去るのは目に見えています。
それならばと、最強の協力者とするべく長年の努力の結果
洗脳することに成功したわけなんです。
と、なると自分も乗りたいと密かに思っていたようです。
が、今まで右H・ATしか乗らない家人に運転できるアルファはありませんでした。
販売側からすれば当然の戦略でしょうが、ついに登場しました。156です。
そこはアルファのやることで通常のATではありませんし、
プレミアム・セダン、ということでそれなりに高価ですから
候補には入りつつも当初は敬遠していました。

そのうち中古車の価格もそれなりにこなれてきて射程範囲に入ってくる、
また都合よく試乗の機会にも恵まれたりして、現実味を帯びてきました。
洗脳した手前、不安を感じつつも責任というものを取らねばならず
代替の時期になったこともあり
、156が我が家にやってきました。



やや大きめではありますが、デザインは抜群。内装もこれなら売れるだろうな。
長年にわたって充分煮詰められた4気筒もトルクも充分。
ただアルファの悪癖の回転半径の大きさは相変わらず。
高速走行もラクチンで大人4人で文句も出ない。さすがは現代車です。
肝心のセレはというと、フロアとステアリングの二カ所で操作可能ですが、
ステアリング上のボタンは持ち替えなどがある関係上個人的には少々苦手です。
ステアリングと連動して回転してしまうので、パドルの方が良いかもしれませんね。
当初は面白くて意識して使っていましたが、フロアの方がしっくりきます。
マニュアル操作とはいうものの、ある程度回転が上がったり下がったりすると
オーバーレブ対策でしょうが、自動的にアップダウンするようになっています。
で、ブレーキング時に勝手にシフトダウンすることがあり
ついマニュアル操作で一段下げると、意に反して二段下がってしまうことがあります。
このあたりが少々使いづらく感じることがありますね。
もっとも家人にとってはシティ・モード一発であまり関係がなかったようです。
むしろ坂道で止まると後退してしまうほうが問題だった様子でした。
でも運転できるアルファということで大変気に入っていたのですが・・・



なんといってもそこは中古のアルファ、ただではすまない。
3万キロを超えたら途端にまってましたと、セレポンプの不調。
聞くところによるとそのくらいで寿命だそうで(アカンやん、そんなん)
新しく付けたポンプには今度は”デンソー・イタリア”の文字が・・・
やっぱりな、と、苦笑。これでやれやれと思ったら
エアバッグの警告灯が・・・?センサーの断線だった。ふぅ〜
更に続いてはセレのオイル漏れ・・・シリンダーかららしい。
パッキンなどの単体部品は出ないらしくアッセンブリー(!)交換。なぬ!
アルファにとってある種の先進性と耐久性は相性が今でも悪いようで・・・。

なんだかんだですが、家人もとても気に入って乗っています。
156は我が家のアルファでは一番の働き者です。

ほらね!


5万キロ、5年でタイミングベルトの交換が推奨されています。
我が156はほぼ両方を満たしました。
交換したベルト・テンショナー・タペットカバーのガスケットなど



                           
最終更新 2005年11月  管理人           
                         
HOME BACK

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送