2012イタジョブのメインステージに上がったのは“GTA”でした。
GTAと言えば、かつてのアルファGTのイメージの牽引「車」
GTAに憧れてこその、段付きであったりするというのも身に覚えのある方もあるでしょう。
もはや貴重なコレクターズアイテムを通り越して
高く天空まで上ってしまっている印象すら持ってしまい
常人をもって「次に欲しいクルマ」と簡単には言わせない存在になってしまいました。
そんな横綱のラインアップは
GTAにGTA・Jr、にコルサも加わって4台の豪華さ。
ジュリアク−ペのエンジンに手を入れて、ボディをアルミ製にして軽く
(GTAの「A]はイタリア語の"Alleggerita"(軽量化された)の略)
当時のサーキットで数々のレースで戦績を挙げて
ツーリングカーレースにアルファロメオGTAあり!と名を売ったことはもちろんご存じの通り。
ベースになったジュリアクーペは奇をてらったところのないデザインに
その気になったら4人乗車もできる高性能なスタイリッシュな上質のクーペ
と、いう位置づけではなかったかと思います
その基本的なデザインはそのままなのですが
アウターパネルにアルミ板を使った関係でその固定が溶接ではなくリベットでバシバシ
このほんのちょっとだけ顔を出す“野蛮さ”が見る者に「ん?なんか違うな・・・」
と、いう印象を持たせるのでしょうか
「なり」は上品でもその実がチラチラ垣間見えるアンバランスさが
迫力、威圧感を持たせるのではないでしょうか
もちろんこれらGTAオ−ナーのみなさんも「なり」は上品でございますが
その実は・・・さて、どうなんでしょ?(笑)
1968 アルファロメオGTA1300Jr
1968 アルファロメオGTA1300Jrコルサ
1965 アルファロメオ・ジュリア・スプリントGTAコルサ
1965 アルファロメオ・ジュリア・スプリントGTA
そして、ジュリア・クーペのモディファイの定番中の定番たるGTAレプリカ
手軽なところでバンパーレス、レプリカホイールはもとより
あるいは板金ついでのフロントの吸気穴(餅焼き網付き)の追加や専用グリルの装着
念の入ったところではドアの取っ手&鍵までもGTA仕様もあり
どれも丁寧に韻を踏んで手を加えられておりました。
それぞれにみなさんの思い入れが反映されています。
1970 アルファロメオGT1300Jr
1968 アルファロメオGT1300Jr
1967 アルファロメオ・ジュリア・スプリントGT
1968 アルファロメオGT1300Jr
1972 アルファロメオ2000GTV
会場ではオーナーによる大好評だった「GTA特別講義」も行われました。
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