alfaromeo Giulia 1300 Super



「羊の皮を被った・・・」がとてもよく似合います。
よく見るとそれなりに複雑な造形なのですが、パッと見は四角い箱。
子供に自動車の絵を描かせたらこうなるだろう、というこの形

しかし中身はクーペやスパイダーと全く同じ。
と、いうわけで人気も高いジュリアのセダンを“足”に
と、いうのは一度は皆考える(かな?)
で、成り行きと誘惑に負けてそういう状況を招いてしまいました。

適当な“足”を探してくれる友人に、いつものように依頼したところ
何を思ったのか、持って来たのがこのクルマでした。
その時はちょっと厳しいだろうナァと、半分冷やかしで乗ってみたのが間違い。
予算内でもあり、ついつい悪くないなと、思ってしまいました。
ボディがそれほど荒れていなかったこと、2000を積んでいたこと(刻印アリ)、
チューニング・OHしてから距離が出ていなかったこと、
落としてあった車高は元の部品があり元に戻してくれること、
そんなところを決め手(言い訳)にして決断しました。

 

当初の目論見は「コンフォート」でした。
2000のジュリアスーパーというのは、ある意味理想的です。
クーラーでも付けてやろうかな、なんて思っていましたが・・・。
チューニング済み、ということは承知でしたが随分堅く組んであったようです。
タコ足や軽量フライホイールの存在はすぐにわかりましたが
チューニングの程度を少々甘く見ていました。
あたりがついてきたころには結構野蛮なことになってきました。
少々方向性を見直さないといけなくなってしまいそうです。
充分戦闘力はありそうなので、レーシーな方向に持っていくか
コンフォートとはいわないまでも、このまま“足”として整備を進めるか?
どうしようかな・・・?

 
 
ミッションやデフなんかはノーマルの状態だと思いますから
ファイナルは少々低く、加速はいいが高速がいまひとつ伸びない状況です。
普段の痛痒は感じませんが、いずれ何か対策を講じないといけないでしょう。
フロアの水抜きの穴周辺からはサビが進行中だったこともあり
この際なので塞いでしまいました。使用したのはアルミ板とパネルボンドです。
さらに床面全体を遮音材を除去しPORで覆いました。
サビ対策、軽量化、少しは強度もあがる(?)と三兎を追ってみました。
今のところよさそうです。このまま経年変化に耐えれば充分おすすめできます。


左:三角窓は開閉可能ですが手で押さえていないと止まりません。
走ってさえいれば充分涼しいけど、片手がふさがるのは廉価版の悲しさか。
中:この36径ステアリングは少々古いモモ製、握りが細く、縫い目も良い。とてもお気に入り。
右:これは工作の得意な友人の作ってくれたオリジナルのシフトノブ、アルミの削りだし!格好いいでしょ?

と、悩み多き状態ではありますが、当のクルマのほうは比較的優等生で
今のところトラブルなく、一応のファーストカーとして活躍しています。
夏は乗組員に厳しいけどね。(サーモがないので冬も厳しいけど・・・)



                             最終更新 2005年12月 管理人


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